Genio_Italiaの日記

北イタリアトリノでの生活について、感じるままに綴っていきます。

病院 〜検診〜

昨日は検診のため再び病院へ。

赤子は順調に育っているようです。よかった。

 

今日はイタリアの病院事情について。

私もまだ浅い知識しかないですが、わかる範囲で。

 

イタリアではホームドクターという制度?があって、みんな近所でかかりつけ医を選んでホームドクターとして登録する必要があります。

私のような外国人も滞在許可証が取れたらホームドクターを登録する必要があり、風邪をひいたり、なんか気になることがあったらまずはホームドクターを訪問します。

ホームドクターは、この人本当にお医者さんですかー?程度の診察しかしてもらえないようで、ホームドクターで手に負えない場合は、紹介状を書いてもらい、公立か私立の大きな病院へ受診することになります。

ここまででもなんかちゃんとした病院に行くまでにワンクッションあって身構えちゃう感じなんですが、次の公立か私立かもまたハードルが上がります。

 

イタリアでは公立病院は基本タダです。ホームドクターからの紹介状があれば無料で受診できます。私たち外国人ももれなく無料。ただし、予約は1ヶ月以上先になることが当たり前で、場合によっては3ヶ月後とかになるそうです。そうこうしている間に治るか、病気が進行してしまいますよね。

 

一方私立はすぐに診てもらえますが、高額です。

私は今私立の病院へ通っていて、この前の血液・尿検査は100ユーロくらいかかったのですが、その前の検診は260ユーロ。昨日の検診も212ユーロでした。検診はエコーと面談くらいなので、日本で言えば5,000円の助成金で余裕でおさまる内容です。

 

いざ、分娩となった場合も同じで、公立で産む場合は緊急帝王切開になったとしても無料0円です。1円たりとも払わずに我が子に会えます。

ですが、私立で産むと、13,000ユーロから16,000ユーロかかると言われました。日本円で150-200万円です。

最近の大きな違いは、コロナの状況でも旦那さんがどこまでも付き添い可能なこと、分娩中に緊急事態が発生してもONE TEAMで対処してくれ、たらいまわしにされないこと。

日本みたいに素敵な個室や豪華な食事が付いているわけではなくです。自然分娩で産むだけで。

もちろん命の方が大事ですが、庶民には支払えない金額ですよね。

なので、私立で産みたい場合は、保険に入り、保険会社が良いですよと言う必要があるみたいです。

 

 

妊婦検診や検査について、まだまだ日本との違いがあるのですが、長くなったのでまた次回書きますね〜。

 

 

今日のチョコ

日本はバレンタインに向けてデパートとかでイベントたくさんやってますよね〜。毎年どこかしらに行ってましたー。

イタリアでもいろんな所でチョコレートマーケットが開かれるみたいですが、最近は中止になっているみたいで残念です。

 

TORRONI BACI ヌガーチョコ

まだ食べたことないけどこれが美味しいと聞いたので食べてみたいです。