Genio_Italiaの日記

北イタリアトリノでの生活について、感じるままに綴っていきます。

2022年初旅行 〜世界遺産巡り エトルリアの町〜

いつぶりでしょうか。

やばい1ヶ月ぶりだ。

もうブログやめちまえっ!て感じですよね、ほんと。

1ヶ月の間にトリノは緑豊かになりました〜w(多分トリノに限ったことじゃないw)

さてさて、余計な話はせずに、世界遺産巡りの最後とっとと行っちゃいましょう。

 

最後は古代ローマ以前にイタリア半島に君臨したエトルリア民族のお墓巡りをしてきました。エトルリア人は高い文明を持っていたがゆえに、その知識を学びとったローマ人に滅ぼされてしまったとか。死後の世界を信じており、お墓を生前の住居のようにしつらえていたのが特徴です。

 

一つ目に行ったのがCerveteri。円形の土台に円錐型の屋根を乗せたお墓(円形じゃないのもいっぱいあったけど)で、これはエトルリア人の住居を再現したものとのこと。

当時がどんな感じだったたかわからないけど、今は緑も生えてて、お墓というよりなんだがジブリの世界でした〜。

住居を模したお墓

これもお墓

ジブリみたいですよね

ジブリ感(しつこい)

お墓の中はというとこんな感じ。

今ここには何もないけど、日用品とかも置かれていたみたいです。

わかりづらいけど、居間のような感じですかね

寝室と思われます

全部ガラス越なので見づらいけど、本当に家になってました。

いや、毎度陳腐な言葉で同じこと言ってるけど、すごいね。紀元前8世紀以降に残していたようだけど、日本の古墳時代は1700年〜1300年前ということは、古墳時代の1000年以上前からこんなに高い技術が、、、感服です。歴史が苦手で過去に思いを馳せることって今までできなかったけど、古代ローマとかエトルリアとかはすごいロマンを感じでしまうよ。

 

さてさて、二つ目に行ったのはTarquinia。

ここはお墓の壁に描かれた絵画が素晴らしい場所でした。ここから出てきた収集品は博物館に展示されているみたいだけど、お墓だけ見させてもらいました〜。

色鮮やかなフレスコ画

奥の壁には漁をしている画が描かれている

ライオンが鹿?を狩っている

赤と青がほんとに綺麗

この画は彼らの文明を知る上で非常に重要な画、らしいです。男女が入り交じって宴をひらいているフツーの画のようですが、この時代男女が平等に宴を開くなんて有り得なかった!!とのこと。確かに古代ローマも女性の身分はとても低かった。男女平等の時代なんてここ数十年の話だから、エトルリア人の文明はと〜〜〜っても進んでいたんですね〜。感服。

 

というわけで、終わった〜!!

気長に読んでくださってありがとうございました!

2022年初旅行のブログを書いている間に、ロンドン行ったりフランス・スイス行ったりプチ旅行をかましてしまいました〜。そして6月・8月も旅行に行く計画を。旅のブログは1ブログで終わらせるようにしようかな、、、

また日常についてもあげていくように頑張ります!!