イタリアの荷物の通関事情
はぁ、EMS停止ってショックが大きすぎ、、、
お父さん、荷物持って飛んできてくれないかなぁ、、、w
国際郵便の話をしたので、通関事情についてもお話ししたいと思います。
イタリアは通関が厳しくて、イタリアに荷物が入国してから家に着くまでに大体2−3週間かかります。
一つ一つ細かくチェックしてるんですかねぇ。
大体きっちり関税取られます。郵便のおじさん(か兄ちゃんか知らないけど)が関税払わないと荷物くれません。(当たり前)
関税の金額はまちまちだけど細かいです。31.50ユーロとか。
そのくせして、郵便のおじさん(か兄ちゃんか知らないけど)お釣り持ってないとか言って荷物持って帰っちゃう。
いやいや、お釣り持ってくるだろ、普通。仕事が増えるのはこっちじゃなくてそっちよ、おじさん(か兄ちゃんか知らないけど)。
振り込みとかにすればいいのに。
そして、この前は郵便局から手紙がきて、「あなた宛の荷物、中身の情報が不十分だから通関できません、詳細送ってこいや、さもなければ日本に送り返すぞ!」と連絡がきました。
しかも全部イタリア語。
ひぇ〜〜〜です。
送られてきた書類は全部で5通で、何かというと、
1、上のようなことが書いてある手紙(中身なんなの?商業用なの?個人用なの?)
2、商業用ならこの情報、個人用ならこの情報を書きなさいの文書
3、荷物の中身をカテゴリーと金額を書きなさいの文書
4、私中身について、嘘ついていませんの宣誓書
5、ちなみに教育に使う場合はこう書きなさいよの手紙
が入っていました。
(送り返す書類を青字にしました。)
2は名前、電話番号、税務番号、FAX、メールアドレス書いて、よくわかないけどこういうregurationに基づいてうんちゃらかんちゃらだから、署名しなさいと。
4はどこどこいついつ生まれのどこどこ発行のパスポートを持ったパスポート番号XXの私は、いつからいつまで日本にあったこの日本から送られてきた荷物を、私用目的でイタリアのこの住所に送ってもらいました。それはXXユーロの価値があって、そりゃもう目的も金額も嘘ついていません!よろしく!という宣誓書。
(鍵のかかったスーツケースとかの場合は鍵の番号も書けよ、おい、と。)
それから荷物の中身の一覧表と、パスポートのコピーと、税務番号のコピーを送り返してこいってんだ、このヤロっ!とのことでした。
荷物の中身とその金額は送り先に問い合わせして一覧を出してもらいました。
そしてメールでもいいってことだったので、メールで送って通関頼む!と連絡してやりました。もちろんGoogle翻訳先輩に教えてもらったイタリア語で。
そしたらなんの返事もなかったけど、2日後くらいに無事に荷物届きました。
しかも色々提出したことにより関税なし!
え〜、それなら全部書類提出するけど、、、
初めてなので大変だった。全部イタリア語だからね、、、
なにが一番大変って宣誓書の穴埋め方式。
難しいよ、テストかっ!ていう難しさ。
わかるわけないでしょ、前後から読み取るなんて、日本語でも難しいよ、、、
前置詞「a」がきたら場所で、定冠詞「il」がきたら年月日なんてわからないでしょ。
大体、単数・複数・男性・女性で定冠詞を分けてくるお国のあなたたちが、ここは「il」男性名詞の単数ですよ〜って始めから記入してきたら、言語ビギナーのこっちは一生懸命男性名詞の単数の名詞でそれっぽいやつ何かな〜って考えちゃうでしょうが。
好きなのよ、イタリアは。この穴埋め方式が。
入国するときのCOVID-19の書類も、外出許可証も穴埋め方式だった。外国人に優しくないのよ、お役所は。
若干悪態をつきましたが、イタリアのお役所はほんとしっかり?してて、ある意味尊敬します。
まぁ、私の滞在許可証はまだ発行されてないけど。
もうすぐ1年だけど。。。
おい。。。
ディスりまくったので、リスに癒されて寝ようw