Genio_Italiaの日記

北イタリアトリノでの生活について、感じるままに綴っていきます。

出産レポート⑦ 〜娘の再検診&出血〜

出産レポート① 〜ご報告〜 - Genio_Italiaの日記

出産レポート②〜陣痛〜 - Genio_Italiaの日記

出産レポート③〜出産〜 - Genio_Italiaの日記

出産レポート④ 〜入院生活 体調編〜 - Genio_Italiaの日記

出産レポート⑤ 〜入院生活 生活編〜 - Genio_Italiaの日記

出産レポート⑥ 〜退院〜 - Genio_Italiaの日記

 

前回からの続き。

 

無事退院を果たし、家に帰れてほんと幸せって感じたのも束の間、家は家で終わりのない育児との戦いで思い描いていたのと全然違くて、初っ端から心が折れました、、、

泣く、おっぱい吸う、寝るのどれかしなくて、目開けてまどろむ時間がゼロ。

あやして泣き止んで寝るなんて幻想でした。

 

これを書いてる今日は産まれてから20日で↑↑の頃よりだいぶ娘も変わってきて、私も心に余裕があるけど、この時は「あぁ、もうすでに無理だ、対処できない、、、」って思ってました。。。

しかもお股と乳首が痛すぎてゾンビみたいな歩き方しかできなかったし。

 

でもコロナのおかげで旦那さんが在宅勤務なので、それはほんとに救われました。

退院してすぐ娘と二人きりだったら、ほんとに鬱になってたかも。

 

そして、手探りで育児をしながら5日たち、以前書いた娘の骨の検診の日がきました。

先生が娘の肩や腕の動きをチェックして、ぎこちない動きもないし、痛がってもいないからこのままで大丈夫とのこと!

安心しました〜。

しかも病院にいる間中、娘は一度も泣かず落ち着いていたので、TPOをわきまえた素晴らしい子や〜、家帰ったらおっぱいダブルであげちゃう!なんて考えていました〜。

 

 

 

 

 

が、

 

 

 

 

 

先生がカルテを書いているのを待っていたら、なんかいつもと違う出血が、、、

 

退院してからも悪露が続いていて、まぁそれは普通みたいなので全然気にしていなかったけど、この時は明らからにいつもより出血量が多い。

そして出血が止まらない。

やばい、これは生理用のナプキンではおさまらない、、、、

どうしよう、とりあえず先生からカルテ受け取ったらトイレ行かなきゃ、少し焦っていたら、いよいよ出血爆発、もう履いていたズボンが真っ赤かに染まっていきました。

 

うそやん、なにこれ、私どうなっちゃうの!?

「先生、ちょっと出血し始めちゃいました、助けてください、トイレどこですか」

オロオロしていたら看護師さんたちも集まってきて、テキパキと娘を預かり、旦那さんへの電話を指示し、トイレへ連れていってくれました。

 

トイレに着く頃にはますますズボンが血で染まり、トイレの床は私の血の海。(実際は池くらいかなw)

スーパーで売ってるヒレ肉の塊くらいのレバーみたいな出血がドゥルンと出ていました。

 

ビビりまくったけど、このヒレ肉の塊をみて、あ、これは胎盤かなと思い、少し落ち着くことができました。原因が想像できると冷静になれますね。

 

幸い旦那さんは病院の外で待っていてくれていたので、すぐに小児科まできてもらえたし、小児科の看護師さんたちも病院内で引き継いでくれたりして、このあと処置室に運ばれるまでだいぶ待たされたけど、原因がわかってからは終始落ち着いていられました。

何よりも産んだ病院にいるときの出血で良かった。

これが家だったり、外出先だったらどうしていいかわからなくてかなりパニックになっていたと思う。

なんせイタリアの病院事情が複雑なので、、、

 

出産レポート⑧に続く。